【第2回】滋賀アトツギラボ&吉備継成会(岡山)
- 2025年9月12日
- 読了時間: 5分
更新日:2025年9月16日

■アトツギラボとは何か?
「アトツギラボ」は、家業を継ぐ・事業承継する可能性のある人(アトツギ/後継者候補)を中心としたコミュニティです。
対話型の交流:自分自身や他のアトツギ・承継候補者と対話を重ねることで、自分の内側にある意志や価値観を言語化する。
価値観の明確化と共有・発信:なぜ事業を継ごうと思うのか/継がないならどのような形で関わるか等の意思決定を促す。預かった価値を次の世代にいかに託すかを考える場。
地域をベースとしたネットワーク作り:関西(京都・滋賀)を中心に、アトツギどうしが刺激しあい、支援機関や地域コミュニティとのつながりを持っています。
アトツギラボが果たしているセミナーの主な役割・機能・価値を以下にまとめます。
項目 | 内容 |
自分の考えや立ち位置を整理する場 | 「アトツギとしての現状」を自分で把握する機会を提供。自問自答、価値観・使命感の確認、将来の方向性を描くことを支援。 |
選択肢を広げる議論と学び | 継ぐ/継がないの選択、どのような承継の形があるかなど、伝統的な枠組みにとらわれず、多様な道を検討できるようにする。 |
実践的な支援・共有 | イベント・ワークショップ・会社見学など。実際のアトツギの経験を聞いたり、自社の課題を持ち寄って壁打ちをする等の実践機会。 |
コミュニティ形成 | 同じ立場・似た課題を持つ人同士が交流することで、孤立しがちな後継者/承継予定者に仲間ができる。支援機関などとの連携も含む。 |
価値の継承とアップデート | 先代から受け継いだノウハウや思想・文化をただ守るだけでなく、時代に合わせてアップデートしていくことを意識。 |
「アトツギ」が憧れ・選択肢になる社会づくり | 後継を「背負わされるもの」というイメージではなく、なりたい・挑戦したい道として認識されるようにする。これにより、後継者不足など社会課題を緩和する役割。 |
① 内面的な価値(自己理解・意思決定)
自分の立ち位置や気持ちを整理できる
継ぐ/継がない、どう関わるか、なぜ継ぐのか…といった“腹落ち”を促す機会になります。
孤独感の軽減
アトツギは同世代に相談しにくく、孤立しがちですが、同じ境遇の仲間と話すことで安心感を得られる。
家業の意味や使命の再定義
先代から引き継ぐものを単なる「負債」ではなく「価値」や「資源」として再発見できる。
② 外的な価値(ネットワーク・学び)
横のつながり(仲間・共感者)ができる
同じ悩みを持つ仲間や、異業種のアトツギとの交流から、新しい視点や気づきが得られる。
ロールモデルに出会える
実際に承継を経験した先輩アトツギからリアルな経験談を聞ける。成功だけでなく葛藤や失敗談も共有される。
地域資源・支援者との接点
金融機関、自治体、支援機関、スタートアップなど、家業のアップデートに役立つ外部リソースにアクセスできる。
実践的な学びの機会
ワークショップや見学会を通じて、家業を革新するための知識やスキルを得られる。
③ 将来的な価値(社会的視点)
“アトツギ”がポジティブな選択肢になる
「仕方なく継ぐ」から「やりたくて挑戦する」へのイメージ転換を、自分自身の中でも、社会全体でも体感できる。
家業を“守る”から“進化させる”へ
伝統やノウハウを守りながら、自分の世代ならではのアップデートをかける視点を得られる。
次世代へバトンをつなぐ意識
自分が承継するだけでなく、「どう受け継ぎ、どう託すか」という視野を持てるようになる。
■対象者と目的について
① すでに継いでいる人:経営課題の突破口と孤独の解消
② これから継ぐ予定の人:覚悟と準備、仲間との共感
③ 継ぐか迷っている人:安心して悩める環境と多様な選択肢
■得られる価値
① すでに継いでいる人
事業承継を終え、現経営者または経営に深く関与している。
日々の業務に追われつつ、改革や新規事業への挑戦に悩んでいる。
社内外で孤独を感じやすい。
得られる価値
経営者同士のリアルな共感
同じく家業を引き継いだ仲間の葛藤や知見を共有し、孤独感を和らげる。
イノベーションのヒント
他業種アトツギの取り組みから、新しいビジネスモデルやアップデートのアイデアを得られる。
外部ネットワークへのアクセス
金融機関や支援機関、スタートアップとの接点が広がり、事業拡大のチャンスが生まれる。
次世代視点の獲得
承継した立場から「さらに次にどう継ぐか」という長期的な視点が養われる。
② これから継ぐ予定の方
20代〜30代で、家業に戻る予定が明確になっている。
「自分らしさ」をどう発揮できるか、承継後のビジョンが描けていない。
親世代や従業員との関係性づくりに不安を抱いている。
得られる価値
承継のリアルな準備知識
すでに継いだ先輩から学び、具体的な課題や落とし穴を知ることができる。
自己理解とビジョン形成
対話を通じて「自分はなぜ継ぐのか」を言語化し、覚悟を固められる。
仲間づくり
同世代で承継準備中の人とつながり、悩みを共有できる。
親世代との橋渡しのヒント
世代間ギャップや価値観の違いをどう乗り越えるかの事例に触れられる。
③ 継ぐか迷っている人
家業を継ぐか、別のキャリアに進むか悩んでいる。
家族や周囲からの期待が重く、心理的プレッシャーを感じている。
自分の人生の軸と家業の未来が重なるかどうか確信が持てない。
得られる価値
安心して悩める場
継ぐ・継がない、どちらの選択も尊重される環境で、自分の気持ちを整理できる。
選択肢の多様性を知る
「継ぐか継がないか」だけでなく、「一部関わる」「共同経営する」など多様な関わり方に触れられる。
キャリアの自己決定感
他のアトツギの意思決定プロセスを知り、自分の人生を主体的に選べる感覚を得られる。
万一継がなかった場合の応用力
家業で培ったネットワークや経験を別キャリアでも活かせる視点が得られる。
アトツギラボは、立場やフェーズに関わらず「自分の意思を整理し、未来の一歩を選び取る力」を与える場として共創の場コートサイドとアトツギラボの共創事業です。



